2012年7月４日〜８日 大雪山〜トムラウシ山縦走

大雪山〜トムラウシ山縦走は、日本屈指のお花好きにはたまらない素晴らしいコースです。

このコースを知らずにお花というのも恥ずかしい気もします。

しかし、営業小屋はなく避難小屋を利用して自分たちで自炊しながらの山旅となります。

また、数年前には某ツアー会社による大量遭難が起こったコースでもあります。

でも、一度歩くとわかると思いますが、とにかく素晴らしいコースです。

北海道といえば、温泉＆グルメが素晴らしい。

明日からの期待と不安を胸にカンパーイ。

若干１名、財布を旭川空港に忘れて真っ青の方もいました。

大雪山旭岳ロープウェイで一気に標高１６１０メートルへ

まず、最初に日本百名山「大雪山(旭岳)」２２９０メートルを目指します。

チングルマが咲き乱れていました。

この光景で満足なら、○急トラピックスとかクラブ○ーリズムで来てくださいね〜。

まず、日本百名山「大雪山(旭岳)」をゲット。

キバナシャクナゲ

いよいよ縦走開始いきり、雪渓の下降です。

今回、参加のみなさまは寝袋＆マットを購入していただきました

食料等は、超強力な助っ人ガイトが持ってくれました。

登山道の両脇は一面のお花が続きます。

途中、雷雨に遭いましたが避難しながら白雲岳避難小屋に到着。

今日、歩くコースが一望です。なだらかな縦走路が続きます。

このあと、高山植物の女王「コマクサ」の群生が・・・

石狩岳、ニペソツ山方面

旭岳をバックにコマクサ

雪渓が崩壊の兆し

イワブクロらしいです。

これから歩く化雲岳と左に忠別の避難小屋が見えます

我々の道先案内の本澤ガイドパーティ

雪渓でプーさんの足跡発見。

見事な見渡す限りチングルマの群生

今日も降雨に遭いました。ここまでくると下るだけ〜。

またまた、大雪渓を下ります。

雨も上がり、ヒサゴ沼がきれいに浮かび上がりました。

２階の特別室でゆっくりと休養。濡れた雨具も乾かしました。

面倒くさいので、冬期用の外ハシゴから出入りしました。

北海道は朝明るくなるのが早いです。今日も５時前より出発。

今日は下山日、サブガイド気合が入っています。

雪渓もアイゼンなしで歩行可能で〜す。

北海道に来て、初めての青空です。

今日、目指すトムラウシ山

日本庭園、これが標高２０００メートル付近で自然の造成です。

ちょっと、スケールが天空の楽園と呼ばれている北アルプスの「雲ノ平」と比較になりません。

トムラウシ山直下の北沼

日本百名山「トムラウシ山」をゲット。

下山後は美味しい料理と温泉でカンパーイ。

今回の参加者は、とてもチャレンジ精神が強く立派に歩かれました。

初めての寝袋＆自炊体験も難なくこなされ、山小屋泊まりでは経験できない、いろいろな経験を積まれました。

また、寝袋隊が結成されましたので、飯豊や朝日連峰の避難小屋を利用しなければ登れない山もまた行きましょう。