2012年イタリア・ドロミテの山旅
(トレチーメ周遊ハイキング・フェラータ・マルモラーダ登頂・クライミング・オムブレッタ周辺ハイキング)
★★★イタリア入国〜トレチーメ周遊ハイキング★★★
エミレーツ航空にてドバイ経由でベネチアへ入国しま〜す。

ベネチア空港で日本語通訳ガイドのYUMIKOとベンツがお出迎え

高速道を快適にコルチナ・ダンペッツオへ向かいます。


2時間少々でコルチナダンペッツオへ到着。

夕食は、生ハムとメロンの前菜からスタートでした。セレブたちのアルコールは、機内も乾杯も「白ワイン」でした。

ホテルの部屋から、夜間ライトアップされた教会がきれいでした。


今日は、ドロミテハイキングの定番のトレチーメ周遊ハイキングです。

Auronzo峠から周遊ハイキングです。シーズンになると超満員になる人気コースです。

とにかく、かわいいお花がいっぱいで〜す。











来年は、真ん中のトレチーメ・グランデをクライミングでチャレンジ。





こんないっぱいのお花が見られるみたいです。












山小屋でティータイム。自家製ヨーグルトで〜す。









ハイキング後は、コルチナダンペッツオに戻り、ピザでカンパ〜イでした。
とっても、安くて美味しいでした。

★★★ヴィア・フェラータ COL DEI BOS(2559M)★★★

私たちのドロミテガイドのダニエルです。

元陸軍病院跡らしいです。

取付きでロープを付けて安全確保。ちょっと、みんな緊張気味です。

登り方の説明をするダニエル。「みんな聞いてる・・?わかった・・・?」

いよいよカラビナをワイヤーロープにセットしてスタートです。



出だしはかぶり気味で、ちょっとムズイでした。




みんな慣れてきて快調に登ります。


ちょっと、イタリアの美人のお姉ちゃんが通過・・・。


傾斜も増して、露出度満点です。






天候にも恵まれ最高で〜す。






明日、挑戦するドロミテの女王のマルモラーダが真正面に見えました。



下りはお花を見ながらのハイキングでした。

驚いたことに、ドロミテガイドのダニエルはお花にも詳しいでした。
どこかの日本のガイドとエライ違いでした。



私たちが登ったヴィア・フェラータルート(310m)です。


なんと、M嬢がエーテルワイスを発見しました。





登攀後はアップルパイとコーヒーでブレイクで〜す。

まさかこの時は、後方の岩場をクライミングできるとは夢にも思っていませんでした。

★★★「ドロミテの女王」マルモラーダ(3343m)登頂★★★
ドロミテガイドのダニエルがホテルまで迎えに来てくれた。
いよいよ、マルモラーダへアタックです。

鳥かごのようなリフトに乗り、ピアン・ディ・フィアッコニ(2626m)へ





この氷河を登りマルモラーダ山頂を目指します。

氷河はクレバスが隠れているので、ロープを長くして結んでいます。




岩壁の上に十字架のある頂上が見えます。

遠くはオーストリアのチロルの山々も見えました。


氷河を横断して岩壁をフェラータを利用して登ります。

ここで一旦アイゼンを外して岩壁を登ります。

さすがに、みなさん昨日フェラータを経験されていたのでスムーズです。



フェラータが終了すると左奥に十字架のある頂上が見えました。

こんな狭い危険なところで再度、アイゼンを装着しました。

ガイドのダニエルも立ってフラフラされると危ないのでシットダウン(座れ)を連発していました。


スリップするとおしまいの斜面が続きます。

ようやく、念願の頂上。3時間かかっていないので早いスピードでの登頂でした。


ドロミテガイドのダニエルとのツーショット

山小屋で休憩して、アップルパイとコーヒーを頂きました。
また、小屋専売のマルモラーダTシャツ(16ユーロ)もちゃっかりと購入。











ホテルで美味しいディナーと白ワインで乾杯で〜す。
今回、Yumiko嬢も一緒にマルモラーダへ初登頂しました。
★★★オンブレッタ谷ハイキング★★★
マルモラーダ南壁が見えるYumiko嬢のとっておきのお花がきれいで静かなマル秘スポットへ案内してくれました。








このすばらしいお花畑を見てようやく、体調も回復の兆しかなぁ・・・。

エーデルワイスが咲いているところをこそっと教えてくれました。











この牛さんと一緒にここに住みたいそうです。




★★★Sas de Stria クライミング★★★
こんなすばらしいルートにチャレンジすることができました。
これも、ガイドのダニエルとYumiko嬢のおかげです。
200m8ピッチのマルチピッチクライミングです。









ガイドのダニエルからザックは置いていくように言われ、アプローチシューズをぶら下げて登りました。



とても、変化に富んでいてロケーションもよくすばらしいルートです。





最後のフェースでチョット泣きが入りましたが無事に完登しました。



ドロミテには、日本ではなかなか体験できないクライミングルートが無数にあります。
参加者から「来年も行きたい、来年はあのルートをガイドと約束しちゃった。」というお客さまも・・。
来年、6月中・下旬にドロミテへまた行くことにしました。(参加希望者募集しま〜す。)
海外旅行はみなさん行かれて「きれいだったわ。良かったよ。最高やったわ。」という声がよく聞かれます。
しかし、今回のように自分の心にずっしりと達成感を感じる山旅は、もっとすばらしいと思いました。
ぜひ、みなさまも人生の中でずっしりと心に残る山旅をご一緒しましょう。